「避難をする=避難所に行く」なのかを考える。│近況(行政書士新入会員基礎研修受講のため出張)

2020年10月14日

避難所の開設とコロナ対策

今回は防災関係のお話です。
※この記事は2020年10月14日に作成しました。


豪雨や地震などのときに、市町村が開設する避難所

コロナ禍の避難所運営はどのようになっているのでしょうか?




新型コロナウイルスが日本に入ってきてから、国からいろいろな通知などが発出されていますが、新型コロナウイルスに対する避難所の対応としては次のようなことを参考にするように言われています。


【可能な限り多くの避難所を開設する】
  • 避難所の収容人員を考慮して、あらかじめ指定した避難所以外の避難所を開設するなどして密の状態を避ける。
  • ホテルや旅館などの活用を検討する。

【親せきや友人の住宅への避難の検討】
  • 災害時に避難生活が必要になる人に対しては、避難所が過密状態になることを防ぐために、可能な限り親せきや友人の家などへの避難を検討していただくように周知する。

【自宅療養者などの避難の検討】

  • 新型コロナウイルス感染症の軽症者などは、保健所等と十分に連携して適切な対応を事前に検討すること。

【避難者の健康状態の確認】

  • 避難者の健康状態の確認は、保健所等と適切な対応を事前に検討したうえ、避難所への到着時に健康状態のチェック(※)を行うことが望ましい。また、避難生活後も定期的に健康状態について確認をする。※「避難所における感染対策マニュアル」の症候群サーベイランスの内容を参考にする。

【手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底】

  • 避難者や避難所運営スタッフは、頻繁に手洗いするとともに、咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底する。

【避難所の衛生環境の確保】

  • 物品などは、定期的に(または、目に見える汚れがあるとき)、家庭用洗剤を用いて清掃するなど、避難所の衛生環境をできる限り整える。

【十分な換気の実施・スペースの確保など】

  • 避難所は十分な換気に努めるとともに、避難者が十分なスペースを確保できるように留意する。

【発熱・咳などの症状が出た人のための専用スペースの確保】

  • 発熱や咳などの症状が出た人は、専用のスペースを確保する。その際、可能な限り個室とするとともに、専用のトイレを確保することが望ましい。
  • 同じ兆候や症状のある人たちを同室にすることは、新型コロナウイルス感染症を想定した場合には望ましくない。やむを得ず同室にする場合は、パーティションで区切るなどの工夫をすることが望ましい。
  • 症状が出た人の専用スペースやトイレは、一般の避難者とは場所や動線を分ける。
  • 避難者のスペースの利用方法などについて、事前に関係部局や施設管理者などと調整を図る。

【避難者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合】

  • 新型コロナウイルス感染症を発症した場合の対応は、保健所等と十分に連携したうえで、適切な対応を事前に検討する。※新型コロナウイルス感染症では、軽症者等であっても原則として一般の避難所に滞在することは適当ではない。

以上のようなことが言われています。


これを何となくまとめると…
  • 避難所へ避難する前に、在宅避難か親せき・友人宅避難かホテル・旅館等避難か考える。※ホテル・旅館等は軽症者、無症状者、要配慮者等
  • 各自でできる感染予防対策には積極的に協力する。
  • 避難所に到着したら健康チェックを受ける。また、避難後も定期的に行われる健康チェックに協力する。
  • 健康状態(咳・発熱など)や濃厚接触者かどうかによって避難所での滞在場所や生活動線が分かれる。
  • 避難所は十分な換気と衛生環境を整える。

みたいな感じになるかなと思います。


また、コロナウイルスの対応を含めた避難所のレイアウトとして次のようなものがあります。
↓
新型コロナウイルス感染症対応時の避難所レイアウト




コロナ禍になる前の避難所の対応より実施すべきことが多くなったので、避難所を運営するスタッフもたくさん必要ですし、必要な物資も色々と増えます。


なお、必要な物資については国が支援すると言っているのですが、いつになるのかわかりませんので、避難する人たちで、マスク・消毒液・体温計・上履き・ゴミ袋は準備をして持っていくことがいいと思います。




最近では、コロナウイルスのほかにも大きな災害が数多く発生しています。


災害にあわせて避難所のあり方も変化しますし、旅行者や外国人、路上生活者、ペットなどへの対応も注目されています。


次々に起こる事象について色々なことを考えないといけない行政ばかりに対応を求めるのではなく、

避難する人、一人ひとりができることには何があるのか考え行動し、

周りの人と協力すればできることには何があるか考え協力し、

自助と共助で、少しでもストレスが少なく安心できる避難生活ができるようになるといいと思います。




最後に、

避難所運営側の資料になるのですが、内閣府防災情報のページに、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営のポイントの動画などがありましたので貼り付けておきます。
↓
新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営のポイント動画


これを観て、避難所運営スタッフがどのようなことをするのかを把握して、避難者として何ができるのか考えてみると良いかもしれませんね。



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gyoseisasaki at 19:30│Comments(0)│防災関係 

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