2020年09月09日
「住警器」って知っていますか?設置していますか?
今回は消防関係のお話です。
※この記事は2020年9月9日現在の消防関係法令に基づいて掲載しています。
住警器って知っていますか?
正式名称は住宅用火災警報器といいます。

【感知方法など】
感知する方法としては、煙を感知するものや熱を感知するものがありますが、煙を感知するものを設置する必要があります。※条例で、台所(キッチン)への住警器の設置が義務付けられている場合、台所(キッチン)に設置する住警器は熱を感知するものとしている場合もありますので注意してください。
理由は熱より煙の方が先に天井や壁に到達するため、早く感知して火災を知らせることができるからですね。
また、住警器はそれ単体で煙や熱を感知してそれ単体が警報音を発するのですが、
最近では、感知した住警器がほかの場所に設置してある住警器に信号を送り、別の場所の住警器も警報音を発する連動型の住警器もあります。
【販売場所】
住警器が設置されていないという方は、ホームセンターなどで購入することができますので、早めに購入して設置するようにしてください。
価格は数千円からあり、電池式のタイプの寿命は約10年ですので、特に高価なものではありません。
◆単体型、煙式住警器(単体型1台)
◆連動型、煙式住警器(親器1台、子器2台)
【定期的な点検】
火災の煙や熱を感知しない限り、取り付けてあることも忘れてしまいそうな住警器ですが、
ちゃんと機能しているのか定期的に点検をしてください。
点検の方法は、住警器本体にあるボタンを押すか、ひもを引っ張ることで住警器が音で答えてくれます。

何も答えてくれない場合は、故障か電池切れの可能性がありますので、新しいものに交換してください。
なお、電池の寿命が近づくと、数秒間ごとに音で電池寿命が来ていることをお知らせしてくれます。
ただし、
私がそうだったのですが、たまに鳴る聞きなれない音に、初めのうちは住警器から発せられている電池寿命を知らせる音と気づきませんでしたので、
「なんか音がするけど何の音かな?」
と思ったら、住警器を確認してみてください。
【映像で確認】
住警器のことをまとめた映像が総務省消防庁にありましたので、ぜひご視聴ください。
◆本編(約12分)
住警器の設置場所、点検と故障、連動型住警器の有効性、その他の機能を持つ警報器や住警器の補助具についての映像です。時間のある方は本編を視聴することをお勧めします。
↓
住宅用火災警報器の広報用映像(本編)
◆ダイジェスト版(3分)
住警器の点検と故障のことをメインに取りまとめられた映像です。
↓
住宅用火災警報器の広報用映像(ダイジェスト版)
住警器は火災の発生をいち早く知らせ、避難する時間を確保することができるものです。
また、炎の大きさによっては初期消火をする時間を確保することもできます。
取り付けが面倒だとか思わず、万が一の時のためにも住警器を早めに設置しましょう。
すでに設置が済んでいる方は、このブログを読み終わったら住警器の点検ボタンを押して、正常に作動するか確認してみてくださいね<(_ _)>
【お知らせ(3件)】
◆その1
消防や終活にかかわらず、各種申請手続き等でお悩みのときは、お気軽にご相談ください。
↓
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※この記事は2020年9月9日現在の消防関係法令に基づいて掲載しています。
住警器って知っていますか?
正式名称は住宅用火災警報器といいます。
こんな感じのものです。
↓
↓

自分の家にあったかなあ??
と、設置してあったか分からない方は、寝室の天井や壁の上の方を見に行ってみてください。
…どうです?
ありましたか?
よかった
ありましたね
ヨカッタ
【設置場所】
住宅用火災警報器、通称「住警器(じゅうけいき)」は、
基本的に、住宅の寝室や廊下に設置が義務付けられているものになります。
よく言われるのが、
住宅の火災は火を使うキッチンで起きることが多そうだから、住警器の設置もキッチンじゃなくていいのか?
ですね。
言われているとおり、コンロから発生する住宅火災は毎年発生原因の上位に位置しています。
ただ、住警器の設置の目的は、
火災により亡くなる方の大半を占める逃げ遅れによる死者をなくすため、
特に逃げ遅れの可能性が高くなる就寝時間帯をカバーすることを目的に設置が義務付けられたのです。
だから設置の場所は、煙の移動する廊下や、就寝するための部屋である寝室となっています。
もちろん、火災の発生の可能性の高いキッチンに住警器を設置することは良いことなので設置していただければ幸いですが、
設置が義務付けられている寝室や廊下などの設置ができたあとにしてください。※条例で、台所(キッチン)への住警器の設置が義務付けられている市町村もありますので注意してください。
なお、
詳しい設置場所は、ダラダラと説明するより総務省消防庁のページを見ていただいた方がいいかと思います。※面倒くさいわけではありません_(._.)_メンドクサイ…
↓
総務省消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/yobou_contents/qa/#015)
と、設置してあったか分からない方は、寝室の天井や壁の上の方を見に行ってみてください。
…どうです?
ありましたか?
よかった
ありましたね
【設置場所】
住宅用火災警報器、通称「住警器(じゅうけいき)」は、
基本的に、住宅の寝室や廊下に設置が義務付けられているものになります。
よく言われるのが、
住宅の火災は火を使うキッチンで起きることが多そうだから、住警器の設置もキッチンじゃなくていいのか?
ですね。
言われているとおり、コンロから発生する住宅火災は毎年発生原因の上位に位置しています。
ただ、住警器の設置の目的は、
火災により亡くなる方の大半を占める逃げ遅れによる死者をなくすため、
特に逃げ遅れの可能性が高くなる就寝時間帯をカバーすることを目的に設置が義務付けられたのです。
だから設置の場所は、煙の移動する廊下や、就寝するための部屋である寝室となっています。
もちろん、火災の発生の可能性の高いキッチンに住警器を設置することは良いことなので設置していただければ幸いですが、
設置が義務付けられている寝室や廊下などの設置ができたあとにしてください。※条例で、台所(キッチン)への住警器の設置が義務付けられている市町村もありますので注意してください。
なお、
詳しい設置場所は、ダラダラと説明するより総務省消防庁のページを見ていただいた方がいいかと思います。※面倒くさいわけではありません_(._.)_メンドクサイ…
↓
総務省消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/yobou_contents/qa/#015)
【感知方法など】
感知する方法としては、煙を感知するものや熱を感知するものがありますが、煙を感知するものを設置する必要があります。※条例で、台所(キッチン)への住警器の設置が義務付けられている場合、台所(キッチン)に設置する住警器は熱を感知するものとしている場合もありますので注意してください。
理由は熱より煙の方が先に天井や壁に到達するため、早く感知して火災を知らせることができるからですね。
また、住警器はそれ単体で煙や熱を感知してそれ単体が警報音を発するのですが、
最近では、感知した住警器がほかの場所に設置してある住警器に信号を送り、別の場所の住警器も警報音を発する連動型の住警器もあります。
【販売場所】
住警器が設置されていないという方は、ホームセンターなどで購入することができますので、早めに購入して設置するようにしてください。
価格は数千円からあり、電池式のタイプの寿命は約10年ですので、特に高価なものではありません。
◆連動型、煙式住警器(親器1台、子器2台)
【定期的な点検】
火災の煙や熱を感知しない限り、取り付けてあることも忘れてしまいそうな住警器ですが、
ちゃんと機能しているのか定期的に点検をしてください。
点検の方法は、住警器本体にあるボタンを押すか、ひもを引っ張ることで住警器が音で答えてくれます。

何も答えてくれない場合は、故障か電池切れの可能性がありますので、新しいものに交換してください。
なお、電池の寿命が近づくと、数秒間ごとに音で電池寿命が来ていることをお知らせしてくれます。
ただし、
私がそうだったのですが、たまに鳴る聞きなれない音に、初めのうちは住警器から発せられている電池寿命を知らせる音と気づきませんでしたので、
「なんか音がするけど何の音かな?」
と思ったら、住警器を確認してみてください。
【映像で確認】
住警器のことをまとめた映像が総務省消防庁にありましたので、ぜひご視聴ください。
◆本編(約12分)
住警器の設置場所、点検と故障、連動型住警器の有効性、その他の機能を持つ警報器や住警器の補助具についての映像です。時間のある方は本編を視聴することをお勧めします。
↓
住宅用火災警報器の広報用映像(本編)
◆ダイジェスト版(3分)
住警器の点検と故障のことをメインに取りまとめられた映像です。
↓
住宅用火災警報器の広報用映像(ダイジェスト版)
住警器は火災の発生をいち早く知らせ、避難する時間を確保することができるものです。
また、炎の大きさによっては初期消火をする時間を確保することもできます。
取り付けが面倒だとか思わず、万が一の時のためにも住警器を早めに設置しましょう。
すでに設置が済んでいる方は、このブログを読み終わったら住警器の点検ボタンを押して、正常に作動するか確認してみてくださいね<(_ _)>
【お知らせ(3件)】
◆その1
消防や終活にかかわらず、各種申請手続き等でお悩みのときは、お気軽にご相談ください。
↓
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gyoseisasaki at 19:30│Comments(0)│消防関係