2020年09月15日

100歳以上の高齢者が8万人を超えたそうです

今日のニュースで、全国の100歳以上の高齢者が8万450人に上り、初めて8万人を超えたと厚生労働省が発表したと報道していました。

百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について(厚生労働省ホームページ)


国が統計を取り始めたのが1963年(昭和38年)で、その当時は全国で153人だったそうです。

そして、1998年(平成10年)に1万人を超え、

2012年(平成24年)に5万人を超えたそうです。




人生100年時代


多くの方が100歳以上に、または100歳近くまで生きられるようになってきています。


退職後の人生が長いのは、人生を楽しむ時間が長いことでもありますが、その分お金も必要になります。


時間もあり、元気もあるうちに、自分の人生を見つめなおして老後の生活の準備をし、健康に楽しく長生きしていきましょう




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gyoseisasaki at 19:30|PermalinkComments(0)日常 | 終活関係

2020年09月13日

露店の防火

今回は消防関係のお話です。

※この記事は2020年9月13日現在の消防関係法令に基づいて掲載しています。
※この記事は火災予防条例(例)を基準に書いています。


お祭りやイベントにつきものなのが露店

今年はコロナ禍で、お祭りやイベントの開催が中止されることが多く、露店の出番も少ないと思いますが、

この露店の出火防止対策が数年前に強化されたのはご存じでしょうか?




平成25年8月、京都府福知山市で開催された花火大会において、露店の関係者が、発電機の燃料を携行缶から補給する際にガソリン蒸気が噴出し、周囲の観客、露店やガスこんろなどに降りかかり引火、爆発的に燃焼して、死者3名、負傷者56名という甚大な被害を出しました。


このような悲惨な火災を繰り返さないため、消防関係法令や各市町村の火災予防条例が改正されました。


次の1から3はその要約です。
  1. お祭りやイベントなどの不特定多数の人が集まる催しで、対象火気器具等※1を使用するときは消火器※2を準備する。
  2. 屋台や露店などで対象火気器具等を使用する場合は、あらかじめ、管轄消防機関に露店等の開設を届け出る。
  3. 管轄消防機関は、対象火気器具等の周囲で火災が発生した場合に重大な被害を与えると認められる大規模なイベントなどを「指定催し」として指定し、指定を受けたイベントなどの主催者は、防火担当者を定めるとともに防火に関する計画を作成して、管轄消防機関へ提出する。
※1 対象火気器具等
LPガス、灯油、ガソリン、炭や電気を熱源とする器具のことで、例えば、こんろ、ストーブ、発電機やかまどなどが該当します。
※ 消火器
住宅用消火器やエアゾール式の簡易消火用具ではなくて、一般的によくある、赤色の消火器(業務用消火器)が該当します。




この改正では、小さなお祭りやイベントなども対象に含まれていますが、楽しいイベントなどで悲しい思いをしないためにも、消火器の準備や消防機関への届出をしてください。


なお、

消火器は準備するけど、届出は面倒だし、まあいっか!

なんてならないようにしてください。


なぜあらかじめ届け出るのかというと…
  • イベントが行われることを消防機関が知るため。
  • 火災が発生した場合を想定し、事前に進入ルートや部隊配置等を考えるため。
などの理由があるからです。



はやくコロナウイルスの問題が終息し、以前のように活気にあふれたイベントやお祭りが開催できるようになるといいですね<(_ _)>



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gyoseisasaki at 19:30|PermalinkComments(0)消防関係 

2020年09月11日

直葬

今回は終活関係のお話です。


「直葬」

これは、通夜やお葬式を行わず、火葬だけをして亡くなった人を見送るものです。家族だけの告別式や読経を加えることもあります。




終活などをしていない場合に、家族が直葬を選択すると、

葬儀も終わりひと段落してから、あの送り方で本当に良かったのか??と後ろめたさを感じ、後悔の念にさいなまれることもあるそうです。




ただ単に費用や時間のことだけを考えて直葬を選択したならば、故人を見送るという思いが排除され、合理的に進めただけに過ぎないと思います。

このような場合には、後悔の念を感じることになるかと思います。


葬儀を簡略化して行ったとしても、葬儀の意味や価値を理解するとともに、故人を手厚く見送ったという思いがあれば、後悔の念にさいなまれることはないかと思います。



高齢になるにつれて、周りの友人・知人は少なくなり、葬儀に参列される方も少なくなることも考えられます。

そのような状況のときに、わざわざ一般葬でなくとも直葬でよいとご自身が思うようであれば、その考えを家族や友人・知人に伝えておくことで、

「故人が直葬を希望したから」と、遺された家族は少しは気持ちが楽になると思いますし、

葬儀に参列できなかった友人・知人も「故人の希望だから」と理解してくれることと思います。




思いを伝えておくことは非常に大切なことです。

終活には、なかなか話しづらい内容のことが多いかと思いますが、少しずつ話をしていって、終活の話がしやすい環境が作られるといいですね。


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gyoseisasaki at 19:26|PermalinkComments(0)終活関係